聯合ニュース〈美術評論家と画家のチベット旅行〉— 書籍〈五つの色のルンタと白いカター〉報道 (2007)
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![[関連作品] カトマンズ・スワヤンブナート(モンキー寺)ストゥーパ](/works/2005-048.jpg)
![[関連作品] カトマンズ・スワヤンブナート(モンキー寺)ストゥーパ](/works/2005-049.jpg)
![[関連作品] カトマンズ・スワヤンブナート ストゥーパ](/works/2005-050.jpg)
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![[関連作品] ジョカン寺前の広場](/works/2007-001.jpg)
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![[関連作品] セラ寺の裏山](/works/2007-003.jpg)
![[関連作品] 問答の庭 セラ寺で出会った学僧](/works/2005-027.jpg)
![[関連作品] ギャンツェへの道1](/works/2006-001.jpg)
![[関連作品] ギャンツェへの道2](/works/2006-002.jpg)
![[関連作品] ギャンツェへの道3](/works/2006-003.jpg)
![[関連作品] 問答の庭 セラ寺で出会った学僧](/works/2005-065.jpg)
![[展覧会ポスター] 〈ラサからカトマンズまで〉 ポスター](/works/2005-026.jpg)
- Dates
- 2007-10-31 — 2007-11-06
- Venue
- 牡丹ギャラリー(仁寺洞、ソウル)
要約
評論家 崔泰晩と画家 申璋湜が共に著したチベット美術案内書〈五つの色のルンタと白いカター〉(タハルメディア)の出版と、仁寺洞のモランギャラリー作品展の知らせを扱った報道。書籍の内容・旅行の背景・展示日程を案内する。
Coverage (1)
- 聯合ニュース 2007-11-02 · 조채희
![[関連書籍] 다섯 빛깔 룽다와 흰색 까닥](/archive/ar-2007-002/book_cover.jpg)
- Author
- 최태만 (지음), 신장식 (그림)
- Publisher
- 다할미디어
- Pages
- 342p
- Price
- 20,000원
#報道 #聯合ニュース #チベット #五色のルンタ #ダハルメディア #モラン画廊
関連アーカイブ
- テキスト 評論 2007-10-31 · 崔泰晩(美術評論家)
〈ラサからカトマンズまで — 澄んだ透明な色彩で表したチベットの自然と文化〉 — 崔泰晩評論 (2007)
「ラサからカトマンズまで」という題で設けたこの展示は、2005年に申璋湜教授が私とチベットをともに旅した記憶を記録したものである。ラサとカトマンズを結ぶ友誼公路に沿って、チベットを離れネパールへ入ったときのことだ。エベレストの名でより知られるチョモランマ(珠穆朗瑪、Qomolangma)が見えるドゥリケルのホテルで、旅行記を出版したいのだが作品を収録してはどうかと提案すると、申教授は快く承諾した。旅から戻った後、我々はそれぞれ仕事に着手したが、『韓国現代彫刻史研究』の執筆を仕上げねばならない日程のため、私の文章は、旅の途中にノートパソコンに記しておいた短い印象記を整える程度で足踏みしていた。さらに、チベット美術の専攻者ではないが、チベット美術の歴史と図像への関心が高まるにつれ、チベット美術について学びたいという無謀で身の程知らずな欲まで出してしまったため、脱稿は限りなく遅れざるをえなかった。その間、申教授は作品を仕上げて、一年近く文章が仕上がるのを待たねばならなかった。この間、チベットにも変化が起こった。2006年7月、北京を出発し、西安、蘭州、西寧、ゴルムドを経てラサに至る4,064kmの区間を47時間かけて走る青蔵鉄道が開通したのである。我々が旅した当時はこの鉄路が開通する前だったので、北京から中国民航機で成都を経てラサへ行った。青蔵鉄道の開通とともにチベットを訪れる観光客も著しく増え、文明のごみについて悩まねばならない有様になったというから、わずか二年しか経っていないが、チベットがどう変わったかひどく気になる。さらにラツェ(Latse、拉孜)を通り過ぎながら、各所で未舗装路を舗装する工事現場も目にしたので、もはやこの雪域高原の主要幹線道路は相当部分が舗装されているだろう。
チベット高原の各地で「風の馬」という名を持つルンタを見ることは難しくない。峠の頂や野原に石を積み重ね、その上に五色の布を吊るした「風の馬」は、過酷な自然条件のなかで生きるチベットの人々にとって、希望であり救いの表現だといえる。ラサやシガツェ(Shigatse、日喀則)のような歴史的な都市の仏教寺院の前で五体投地をしているチベットの人々を見ると、彼らが時間を超越した生を生きているのではないかという思いがするが、こうした点はルンタを見るときも同じである。家族の健康と幸福、旅の安寧といった個人的な願いから、神の加護や祖先の極楽往生に至るまで、あらゆる望みを込めて風に飛ばすこのルンタは、チベットの人々の心を込めている。それだけではない。チベットの山河の隅々で見ることのできるマニ石に刻まれた「オン・マニ・ペメ・フン」という六字真言は、チベット仏教がチベットの人々の生にどれほど根深く根を下ろした精神の支柱であるかを実感させる。高原の険しい坂を五体投地で登っているチベットの人々の粗末な姿を見ると、あまりにも透明なその地の空のように、彼らの心が純潔であろうという信頼を抱かせる。ルンタとマニ石は、彼らの素朴ながらも真実の心を込めたものだろう。
申璋湜教授の作品は、空が清明で、ヒマラヤの万年雪が流れ落ちて比較的降水量の豊かなチベット高原の劇的な対比をなす色彩を思わせる、澄んで透明な色彩を持っている。この色彩は、楽天主義者である彼の性格をよく反映している。それでいて彼の作品は、未舗装路のあの瑞々しい土の匂いを保っている。彼の作品には、ルンタに見られる原色のはためきがあり、文明に染まらないチベットの人々の素朴ながらも強靭な生への敬意が敷かれている。文章はしきりに説明しようとするが、絵は即座に見せる。説明が長くなれば退屈になり、緊張が落ちる。文理を悟りえず、しきりに冗漫な文体を動員せねば安心できない私の文章に比べれば、彼の作品は簡潔で、余計なものがない。旅の記憶を表現したものであるため事実に基づいているが、彼の作品は説明せずともチベットの自然と文化を把握させる力がある。彼の作品は、読むだけでなく見る本を作りたかった私の思いを実現してくれた。この点を私はありがたく思う。彼の作品が「風の馬」のように、我々の胸にも染み入ることができるよう願う。